放課後水泳練習

2024年6月22日 06時00分

 6月17日(月)と21日(金)の放課後水泳練習の様子です。人の生活は、ほとんど陸上です。水の中で泳ぐという経験は、1年間で、せいぜい3か月間ぐらいでしょうか。放課後水泳練習に参加している児童でも1日2時間程度です。水と陸では、体の使い方が全く異なります。例えば、仰向けになって水の上で浮いているとき、首を上げて足元を見れば、腰が折れて沈んでいきます。また、クロールで息継ぎを正面向いて顔を上げると、腰が折れて足が水底へ下がり、泳げなくなってしまいます。泳げない子は、このことを知らないまま、「がんばれ」の声援を受けて犬かきのような泳ぎで必死に泳ごうとします。これで泳げるようになる子は、すごい根性の持ち主です。それはそれで素晴らしいことですが、そこまでしなくても、水での体の使い方を知り、練習すれば大抵の児童は泳げるようになります。今、子供たちは速く泳ぐために必要なフォームを学びつつ、水泳大会へ向けて練習しています。

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